中心市街地活性化レポート NO.4


 中活法に基づく「リノベーション補助金」を活用した商店街共同施設整備事業が完成!

   ハードをどう生かすか―これからの取り組みが本当の商店街活性化


株式会社 都市構造研究センター/菅 隆

当HP「中心市街地活性化レポート3〜店舗前の空間を活かす商店街づくり」で紹介した、福島県本宮町のTMO(鰍lot.Comもとみや)が行っていた「中條四区商店街共同施設整備事業」が、平成17年3月で予定どおり完了しました。

それに伴い、去る5月1日(日)に竣工式が行われました。式典は、同事業によって整備された広場を会場とする最初のイベントとなりました。

そして式典終了後には、約40組が参加した商店街を含む町内をコースとする「ウォークラリー」の起終点として、また、生鮮食品など個性ある十数店舗の屋台出店とふわふわバルーンが楽しめる「屋台広場」イベント会場として利用され、終日親子連れなどで賑わいを見せていました。

TMOでは、今後、当事業で整備した各店舗前のセットバック空間(約5.5m自主セットバック)も一体的に活用した「イベント」や「定常的な販促利用」を実践して、来街者にとって更に魅力的な商店街となるように、これからも検討が継続されます。

以下、当日の模様を一部紹介いたします。

竣工式典の様子

にぎわう「屋台広場」イベント

ウォークラリーのスタート

photo/takashi suge

 


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Updated 9 May 2005