日本


 「中心市街地再生方法とまちづくり(TMO)組織の設立・運営について」


作成/2000年1月

株式会社 都市構造研究センター/南部繁樹

■ まちづくり事業を行うにあたっての必要な視点・観点とは?

  1. 各事業の目標(到達点 / ゴール)を明確にすること

  • 責任と役割分担 − 組織と個人の関係性を明らかにしておく

  • 事業の途中段階に於ける意志決定方法を最初に決めておく

  • 事業の効果と成果を次の事業へどのようにつなげるかを明らかにしておく

  1. 各事業の情報公開

  • 機関紙(まちづくりニュース、行政の広報誌 等)

  • マスコミ活用(ラジオ、FM、新聞)

  • 年次報告書

■ TMOとして取り組む事業は、どのようなものが考えられるのか?

  • 各地域(市町村)毎に異なる。

〈一般論 − 米、英、独や日本の先進事例〉

 直接的事業

  • 来街者を増やす事業

  • 定住人口を増やす事業

  • 域外―支流を増やす事業

 間接的事業
  • 地域文化を発露する事業

  • コミュニティと人材育成の事業(子供、若者、高齢者 等)

  • 新しい地域産業(都市型産業 等)をつくる事業

 直・間事業
  • 生活者(消費者)へのサービス向上事業

  • 地域環境を魅力的にする事業

■ まちづくり事業は、収益がとれるものかどうか?

  • とれるように行うことが大事。

  1. TMOは、事業を行うための組織であることから、収支採算のバランスは大前提。

  2. 各事業に関与する人々(団体・組織、企業 等)が負担し、多くの収益を得ることが原則。

■ 「行政及び商業団体」のあり方について

  1. TMOにコミットする「人」 生きがいを感ずる人がいるか。

  2. 支援/パートナーとしての役割

 <留意点>

  • 誰とパートナーをむのか。

  • ゴールはどこか。

  • 資金とノウハウ

  • 意志決定にはどのように関わるのか。

■ 「市民の参加方法やボランティア参加」の方法について

  1. 「参加を求める主体者」をまず明確にする。

  •  誰(TMO,主体者)が何のために(事業)、誰(市民・企業)に対してアプローチするのか。

  1. 参加者に何を期待するのか。

  • 知恵(アイディア)か

  • 事業協力、運営協力か

  • 資金協力か 等

  1. 1.と2.によって方法(手法)を決めることが大切。

  • ワークショップ方式(多様な目的のワークショップが存在)

  • 協議会・委員会方式(円卓方式)等


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Updated 25 November 2003